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すごく久しぶりにブログを書きます。
まめにつけようとしていたのですが、人間(私)の意志は弱いものですね。

いよいよ明日はクリスマスイブです。
クリスマスはキリストの生誕を祝う行事なので、ユダヤ教国であるイスラエルにはあまり関係ありません。
しかし、イスラエルにはユダヤ教の「聖地」が各地にあります。

たとえば、キリストが十字架にかけられ、また墓が作られたエルサレムの聖墳墓教会、聖母マリアがキリストの懐妊を知らされた、ナザレの受胎告知教会、イエスが布教活動を行ったガリラヤ湖・・・。
あげればきりがありません。
バックパッカーのバイブル、lonely planetには、「Holy」という言葉が、これでもかというぐらい出てきます。
だから、一部のイスラエル人の間では、"Holy planet"と呼ばれているようです。

さて、クリスマスはなんと言ってもキリストが誕生したと言われる日です。
当然最も注目すべきなのは、キリストが誕生した馬屋があったといわれる、Bethlehemです。

Bethlehemは観光客の行きたがらない、West Bank(イスラエルのパレスチナ自治区、現在は分離壁で隔離されている)にあります。しかし、さすがに、Bethlehemには多くの観光客が居ます。

自分も遊びにいったのですが、信者たちが、キリストが生まれたといわれる場所に口付けしてました。
ここの教会は見所が割りと多いです。

ちなみに近くにあるホテルの食堂は、一緒に行ったドイツ人のお気に入りです。
自分は二三回行ったのですが、結局食べれませんでした。

West Bankはパレスチナエリアなので、アラブ人の町です。基本的に物価はイスラエルより安くなります。
Bethlehemは観光客相手なんで少し高いですが・・・、それでもイスラエルより安いです。
West Bank観光のときはタクシーに気をつけましょう。ぼったくられます。
サービスとか言う、タクシーのような、バスのようなものがあって、West Bank内の主要都市は結ばれているので、少し不便ですが、それを使うと安くなります。
誰も行かないだろうけど・・・。

ちなみにWest Bank内にはかなりキレイなベンツやBMWが走っていて、複雑な内情が伺えます。
特に産業がなく、失業率が、45%を超えているというのに。。

ごちゃごちゃ言いましたが、貴重な深夜のチケットが手に入ったので、明日はベツレヘムに行ってきます!
PR
bef90c6d.jpg自分の留学の目的のひとつに語学、特に英語力の向上があります。交換留学は大学の授業を受けるわけだから、英語に苦労している場合ではないのですが・・・。

イスラエルに到着して一ヶ月がたちました。
周りに日本人が居ないのと、危機感で勉強したので、割と話せるし、聞き取りはできるようになったのですが、まだまだ目標とは程遠いです。

前に触れたと思いますが、イスラエル人は非常に英語ができます。
自転車の親父でも、駅のホームでも、スーパーでも英語でやり取りできます。

これが大学生になると、英語とヘブライ語が完璧なのは当たり前で、ドイツ語やロシア語ができる人が多いです。(イスラエルにはロシアからのユダヤ人移民が100万人くらい居ます。)
もっとも、ロシア系の人には英語が苦手な人が多いようです。

いわゆるバイリンガルやトリリンガルには日常的に会います。
三つの言語のレベルが同じくらいという感覚は全く理解できません。
思考は言語をベースとして行います。バイリンガルの人で、それぞれの言語で考えていくと、言語によって、結論が違うという話を聞きました。また、言語によって性格が違うということも聞いたことがあります。
日本語オンリーの自分には理解が及びません。

留学生も語学に関しては非常に優秀です。自分のルームメイトは英語、スペイン語、フランス語がネイティブレベルです。ある人は、フランス語、ドイツ語、オランダ語、英語、スペイン語、アラビア語に堪能といっていました。ちなみに、彼らはヘブライ語を勉強中です。

「日本語は他の言語と違うから仕方がない」と開き直りたいところですが、日本語の堪能なあるイギリス人は、英語、日本語、フランス語、スペイン語、ヘブライ語に堪能です。

こちらに来て猛烈に思うのは、「英語ができないのは恥ずかしい」ということです。
語学ができないということは知的な会話はできません。
おそらく他人から見て、自分は小学生の5,6年生の知能の人間に見えていると思います。
交換留学生でありながら、この語学レベルでは「恥ずかしい」の一言です。
100人は居る留学生の中でも自分の英語の下手さはトップレベルだと思います。中国からの留学生は非常に流暢な英語を話しています。

日本語に堪能なイギリス人との会話を抜粋します。
私「将来何になりたいの?」
イ「外務省で働こうかな。」
私「国連は?」
イ「それもいいかな。」
私「語学できるから有利だよね?」
イ「それは普通じゃない?」
私「・・・」

恥ずかしさをバネにして頑張るしかないですね。
イスラエルの首都はエルサレムですが、経済の中心はテルアビブです。
(国連ではテルアビブをイスラエルの首都としています。)
私の留学してるテルアビブ大学もここにあります。

テルアビブの人口は50万人くらいで大した事ないですが(イスラエルの人口の一割)、高層ビルもいくつか建ち、近代的な町並みとなっています。街の雰囲気はロサンゼルスに似ている気がします。

イスラエルというとテロのイメージしかないと思いますが、普段の生活でそれを意識することはまったくありません。入国当初はスーパーに入るにも、大学に入るにも、手荷物検査があるので戸惑いますが、すぐになれます。
実際テロにあうより、交通事故に気をつけたほうが身のためです。
イスラエル人ドライバーの車に乗ると生きた心地がしません。

イスラエルの分類は先進国で、一人当たりの平均年収は200万円くらい(かなりアバウト)です。日本の半分くらいでしょうか?しかし厄介なことに、 物価は日本より高いです。現地の人はやっていけてるのか不思議です。
外食をすると1000円は楽になくなります。ヨーロッパよりましらしいのですが。
もっとも、野菜とフルーツは安いです。
イスラエルは狭い国土で、砂漠のような土地でありながら、灌漑の技術が発達しているので、野菜は自給できており、しかも輸出までしているらしいです。食料自給率40%を切る日本が学ぶことは多そうです。

イスラエルに住む日本人は700人ほどいるそうです。
世界のどこにでも日本人はいるので、この数はかなり少ないです。
やはり日本とイスラエルの関係はまだまだ深くありません。
当然イスラエル最大の都市には多くの日本人が住んでいて、そのコミュニティーでパーティーなどをします。
日本人と交流すると日本語を使ってしまうとか批判はあるでしょうが、たまにはいいでしょう。
海外で生活している日本人はバックグラウンドが面白い人が多いので、そういう人と交流するのも、海外にいる楽しみの一つだと思います。
写真はそのときの一こまです。
テルアビブにはたくさんのビーチがあるので、いつでも泳げます。
歩いてビーチにいけるという、非常によい環境です。

テルアビブはエルサレムと違い、近代的な都市なので、あまり宗教の香りがしません。(それでも土曜日のシャバットと呼ばれる安息日には公共交通機関が停止します。しかし、開いている店も多いです。)
看板等はヘブライ語ですが、イスラエル人は非常によく英語ができるので、まったく苦労せずに生活を送ることができます。(英語が母国語でない国で、イスラエルほど英語が通じる国はないと思います。感覚的には、1/3は英語が話せます。)
そんなわけで、都市のカラーは大学のカラーにもなります。
テルアビブ大学はリベラル、エルサレムにあるヘブライ大学は保守らしいです。

昔はヘブライ大学がNo. 1だったのですが、エルサレムでのテロや、イスラエルの発展で、レベル的には変わらなくなってきて、むしろ自分のイデオロギーでヘブライ大学か、テルアビブ大学かを選択することが多いようです。

正直テルアビブにすんでいると、「特殊な国にいる」という感覚はありません。
これがエルサレムになると、大きく変わります。
イスラエルでは夏や春に集中的にヘブライ語を大学や、語学学校で教える、「Ulpan(ウルパーン)」と呼ばれる課程があります。

ヘブライ語は旧約聖書に使われている言語ですが、紀元数世紀から二十世紀初めくらいまで、絶滅状態にありました。それを名前は忘れましたが、熱心な学者さんが辞書を作ったり、子供に教えたりして、イスラエルの公用語として復活させました。
絶滅した言語が復活したのはヘブライ語のみです。

英語公用語論が出るような日本とは比べ物にならないくらい言語に関してこだわりが強いだろうと考えたことも、ヘブライ語を学びたくなった理由のひとつです。

イスラエルに住んでいるユダヤ人は600万人くらいですが、それと同じくらいのユダヤ人が世界中にすんでいます。彼らはその国の言語を話すため、ユダヤ人だからといって、ヘブライ語を話せるとは限りません。

そのため、世界中のユダヤ人が夏休みなどを利用してこの「Ulpan」に参加します。

自分はユダヤ人ではないのですが、参加しています。

Ulpan参加者の9割くらいがユダヤ人という印象です。
国は非常にさまざまで、話しただけでも、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、ポーランド、ルーマニア、コロンビア、エクアドル、中国、・・・とさまざまな国からイスラエルに来ています。

エクアドルの女の子はかわいいです。
南米はかわいい子が多いんでしょうか?
チリの自動車事故の原因No.2は「美人に見とれたため」と聞いたことがあります。

とはいってもやはりアメリカが多数派です。
特に、NYが多いです。さすがにジューヨーク(差別用語?)(ユダヤ人は英語でジューイッシュ)といわれるだけあります。

ヘブライ語は復活するくらいだから簡単な言語かとおもいきや、名詞や動詞が性で活用してかなり厄介です。
なんとなくドイツ語の知識が役に立ちます。
発音も、あいまいなものが多く、読むだけでも一苦労です。

アメリカなどでもそうらしいのですが、Ulpanはヘブライ語をヘブライ語で教えます。
自分はまったくわかりません。
友人のサポートで何とかなってます。

確かに、「習うより慣れろ」は重要なのですが、はじめの文法的な説明は英語でしたほうが効率的な気がするのですが・・・。

言語学をやっている人の話によると、言語は習得すればするほど、次の言語が習得しやすくなるそうです。
折角イスラエルにいるので、帰国するときにはヘブライ語で日常会話くらいできるようになっていたいと思います。

イスラエルまではパリ経由で着ました。

中部国際空港からパリまでは12時間、パリからテルアビブまでは4時間の長旅でした。
パリのドゴール国際空港は非常に豪華で圧倒されました。ジュースが5ユーロということにも圧倒されました。
フランスを上空から眺めると畑が非常に多く目に付きます。
さすがに「ヨーロッパの穀物庫」と呼ばれるだけあります。

イスラエルのベングリオン国際空港もかなり豪華でした。
ベングリオン国際空港は昔日本赤軍が銃乱射をしたところで、日本人が警戒されているのか、入国までに3回くらい職務質問のようなものをされました。
入国審査でも跳ね返されてなかなかスリリングな体験ができました。

最終的に入国できたのがa.m.2ぐらいだったので、朝まで空港で過ごす羽目になりました。
(飛行機の到着が0時なのでわかっていたのですが・・・)

大学までは駅であったスペインに住むユダヤ人の人に案内してもらいました。
彼女は画家らしいです。

電車の中でいろいろな人と会話をしていて、人と人との距離が近いのが感じられました。
日本ではかなりありえないことなので。

大学までいくタクシーも拾ってくれました。本当に親切です。

Brodezki寮というところに住むことになりました。
月に450ドルとられる割にはひどいとこです。

ルームメイトはアメリカ人です。

テルアビブは大都市なので、街は近代的でロサンゼルスに似ている気がします。
治安は女の子が一人で夜歩けるくらいよく、ほしいものは大抵手に入ります。

まだまだどうなるかわかりませんが、とりあえず無事に到着しました。

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